お客様の聞こえに合わせた補聴器をレンタルさせて頂きます。

調整とご説明に30分程度のお時間をご用意ください。 

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補聴器を買う前に

本当に自分に合った補聴器を選ぶためには、慌てて購入するのではなく、納得のいくまで相談、検討することが大切です。

まずは専門医に相談しましょう

聴力の低下が気になったり、不安や疑問に思うことがあったりした場合は、まず、耳鼻咽喉科の専門医に相談し、検査等を受けて、専門家の判断を仰ぐことをおすすめします。
その結果補聴器の装用をすすめられ、聴力低下や難聴を解決するための方法として補聴器を検討しようと思ったら、次は、実際に補聴器を使うことを考えてみましょう。
本当に満足のいく補聴器を手に入れるためには、どんなタイプのものが自分に合うのかをよく検討したうえで補聴器を選び、自分の聴力に合わせてきちんと調整してもらうことが大切です。今は通信販売などでも補聴器を買うことができますが、実際に見たり聞いたりせずによくわからないままいきなり購入してしまうよりも、補聴器販売店の専門家に相談したり、自分の耳で確かめてから購入する方が、失敗も少なく、納得のいく補聴器選びができるでしょう。
補聴器を使ってみようと思ったら、まずは行動です。

ご購入について

お店での補聴器選びのプロセスを知りましょう。

安さや手軽さにつられて補聴器を購入したものの、不満がいっぱい。そんなケースもあるようです。補聴器は本来じっくり時間をかけて選ぶもの。親切に対応してくれるお店で、疑問点を残さないように選ぶことが大切です。
補聴器を購入する際に大切なのは、聴力や聞こえの状態、予算なども含めて、本当に使う人に合ったものを選ぶことです。心から納得できる補聴器を手に入れるためには、少し時間はかかるかも知れませんが、しっかりとした手順を踏んでじっくりと選ぶ必要があります。そして、購入後も自分の聞こえの状態に合わせてお店で調整を重ねることで、補聴器はさらに満足できるものになっていきます。
自分にぴったり合った補聴器を選び、毎日快適に使っていくためには、信頼できる補聴器店をみつけ、長く付き合っていくことがとても大切。ここでは、補聴器購入の一般的な流れを紹介します。
まずは、気軽にお店に行ってみることからスタートしてみましょう。

1.カウンセリング(聞こえの状態や疑問、不安などもお聞かせください)

どんな時に不便を感じているのか、どういう音が聞こえにくいのかなど、自分の現在の聞こえの状態をできるだけ詳しくお店の人に伝えましょう。また、補聴器についての疑問や不安なども、遠慮なく相談することが大切です。お店の人は補聴器のプロですから、どんな小さなことでもそのままにしないで、気軽にお店の人に尋ねてみましょう。このカウンセリングから補聴器選びがスタートします。

ワンポイントアドバイス
ご家族と一緒にお店に行くこともおすすめです。一人で行くよりも安心ですし、ご家族からの意見はカウンセリングでも役立ちます。何より、聞こえの問題を家族で共有することがとても大切です。

2.聴力測定(専用の聴力測定機器などで正確にお調べします)

現在の聴力や言葉の聞き取りの状態を正確に調べます。純音の聴力測定と言葉の聞き取りのテストを行います。専用の聴力測定機器やコンピュータを使用して、一人ひとりの聞こえの状態を把握します。ここで調べた情報が、これからの補聴器選びのプロセスのベースになります。

ワンポイントアドバイス
難聴とは、単に小さな音が聞こえなくなるだけではありません。言葉を聞き取る能力が低下している場合も多いので、このプロセスでしっかり調べましょう。

3.補聴器器種選択(タイプによる違いなど、遠慮なくご質問ください)

聴力測定の結果もふまえた上で、使う人の聴力や聞こえの状態、そして補聴器を使う目的、予算などのさまざまな要素を検討しながら、使う人に合った最適な補聴器の候補を選びます。

ワンポイントアドバイス
タイプによる特徴の違い、価格と性能の関係など、少しでも疑問点や気になることがあったら、遠慮なくお店のスタッフにご相談下さい。

4.フィッティング(ぴったり合った補聴器を選ぶ大切なポイントです)

お店のスタッフが、使う人の聴力や聞こえの状態に合わせて、補聴器の音域や音質、出力など、きめ細かな調整を行います。デジタル補聴器をコンピュータにつないで、専用のソフトウェアを使って、どの高さの音をどの程度増幅させれば聞き取りがよくなるのか、うるさいと感じている音はどんな音で、どの程度抑える必要があるのか、などさまざまな要素を検討しながら、緻密な調整を行います。
使う人の聞こえの状態や聞こえ方の好み、使用する環境に合わせてとても細かく調整できるのが、デジタル補聴器の特長ですが、言い方をかえると、使う人に合わせてしっかりと調整やフィッティングができていないと、デジタルの補聴器の持っている性能は充分に発揮できないということになります。
従って、自分にぴったり合った補聴器を選んでいくうえで、このフィッティングのプロセスは非常に大切だということができます。

5.試聴(具体的な聞こえ方や、気になることをお聞かせください)

際に補聴器をつけて音を聞いてみます。静かなところだけではなく、騒がしい場所などいろいろな環境で言葉がどう聞こえるかを試してみるようにします。補聴器は毎日の生活の中で使用するものです。補聴器を使うのは、静かな場所ばかりではありませんし、うるさい場所ばかりでもありません。そうしたさまざまな場所で、補聴器は最適な聞こえを提供できなければなりません。
この試聴の段階でも、補聴器の聞こえ方についてお店の人と相談をしながら細かい調整を行い、いろいろな環境で快適に聞こえるような補聴器をつくりあげていきます。

ワンポイントアドバイス
補聴器をつけた時の聞こえ方をできるだけ具体的に伝えるようにしましょう。気になることはどんなことでも伝えるようにしてください。当店では補聴器の自宅貸出サービスを行っています。ご相談下さい。

6.ご購入(補聴器の種類によって納品期間がちがいます)

自分に合う補聴器が見つかったら、購入になります。購入する補聴器のタイプによって、すぐ持ち帰ることができるものと、完成までに一週間程度かかるものがあります。
耳かけ型補聴器
耳かけ型補聴器は購入した日からすぐに使用することができます。ただし、イヤモールドなどを使用する場合は、耳型を取ってからイヤモールドが完成するまで、一週間程度かかります。
オープンタイプの補聴器は、附属の耳栓の大きさがいくつか用意されているので、自分に合うサイズの耳栓をつければすぐに使うことができます。
耳あな型補聴器
耳あな型補聴器は、耳の穴にぴったり収まらないと、ハウリングを引き起こします。そのため、使う人の耳の穴の形にぴったり合わせたシェル(外形部)をつくる必要があります。そのため耳穴の型を取ってから、完成までに一週間程度かかります。

ワンポイントアドバイス
耳あな型補聴器やイヤモールドを製作する場合には、使う人の耳の穴の形にぴったりと合わせるために、耳型(インプレッション)を採取します。この耳型をベースにして耳あな型のシェルや、イヤモールドが制作されます。
耳型を取る時は、鼓膜を守るためのストッパーを耳の穴の中に入れ、柔らかいシリコンゴムを耳の穴の中に流し込んで、耳の穴の形に合わせたシリコンの耳型を作ります。所要時間は10分程度です。正確な耳型が取れていないと、耳あなの形にぴったり合った補聴器やイヤモールドができないので、耳型採取はとても重要な作業だといえます。

7.ご購入後(気になることがありましら、お気軽にご相談ください)

補聴器を購入した後も、いろいろな環境での聞こえを確かめながら、さらに調整を重ねて、満足のいく補聴器に仕上げていきます。そのため、購入した後も定期的に販売店に通って、調整をしてもらうことが大切です。補聴器に慣れてくると、もう少しこう聞こえるようにしたい、この音が少しうるさく感じて気になるといった要望が出てくるようになります。少しでも気になることや不具合があった場合は、お店に相談するようにしましょう。
また、電池の購入や、点検とクリーニングなど、定期的に販売店に足を運ぶ習慣をつくり、その機会を利用して調整を受けるようにするといいでしょう。

ワンポイントアドバイス
お店に相談する時にできるだけ正確な情報を伝えることができるよう、日常生活で補聴器を使っていて気になることがあったら、メモを取っておくようにするといいでしょう。




 Last-Update 2019-08-08

 

 



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